好きなことを仕事にして暮らせれば、たいがいのことは苦にならないものだ。
そんな天職を見つけだす転職なら、若いうちにしてみるといい。
短い一生、最後は自分の好きな仕事のなかで終えたいものである。
これからの産業界は激動の時代である。
新しい会社も生まれるが、倒産する会社も増えていく。
企業戦国時代の到来だが、このことは、そのままビジネスマンの戦国時代の幕開けを告げている。
倒産や人減らしのあおりをくえば、すぐにも転職先を見つけなければならないが、この戦場で勝ち名乗りを上げるには、プロビジネスマンとしての能力が武器となる。
その武器をいかに操るかが勝負どころだ。
武器を操るとはつまり、いかにその能力を売り込むかということで、このうまいへたが転職の成功を左右するのは必至だ。
世の中には「ひとたび鳴けば人を驚かす」といったせっかくの優れた能力を持ちながら、内向的、消極的で、鳴くにも鳴けない口べたの人がいるものだ。
このタイプは技術系の人に少なくないが、どんないい商品でもセールステクニックが劣っていては売れないのが世の道理で、こうした人も、鳴けないでは、転職を成功させることは難しい。
私のモットーのひとつにか人生はセールスなり。
という言葉があるが、その教訓が生きてくる。
己の能力を商品に、自らをセールスマンとして事に当たれば、そ勝算が見えてくるということだ。
だからといって、商品としての能力をアピールしすぎるとマイナスで、反感を買うことにもなる。
トップセールスマンのトップたるゆえんは、商品説明も押し売りもしないことで、彼らの共通項は、商品よりもまず自分を買ってもらうことに長けている点だ。
いわば、相手に「あなたに惚れた」といわせるテクニックなのだが、この技術を見習って、面接の相手に自分をよく知ってもらうように努めることが、能力を売り、転職に勝利する近道となるわけである。
どんなに素晴らしい能力や技術を持っていたとしても、それを売り込む力がなかったら、まさに宝の持ち腐れである。
自分をいかにうまく売り込むことができるかが、勝負を決めるといっても過言ではない。
本来、人は絶えず自分を売り込むことで仕事をしている。
たとえば、上司は部下に、部下は上司に上手に自分を売り込むことで、円滑に、より生産的な仕事が成立する。
これからの戦国時代、あらゆる種類の人がセールスマン的人間になっていかないと、この戦場に倒れることになってしまいかねない。
人生はセールスなり。
そこにこの言葉の意味をよくつかみとっていただきたい。
転職の実態がよく分かります。安全性と利便性の両方を備えた転職です。